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遺伝子組み換え作物の現状

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10月5日(火) 私(ブログの筆者)の誕生日 76回目ーーー!

「遺伝子組み換え作物」については、このブログで二回掲載しています。

一回目は2018年4月18日遺伝子組換え作物(GMO)について、二回目は2020年1月19日のブログで遺伝子組換え作物って知ってるかい?」の表題です。

その後 約2年経っていますが、最近の現状はどうでしょうか?

現在日本で承認され、流通している遺伝子組換え作物は、ダイズ、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、綿、てん菜、アルファルファの7品目です。 ... 日本では研究用に作付けされていますが、現在商業用の作付けはありません。 ただし、日本の流通規制は非常に緩く、世界中で一番遺伝子組換え作物を多く食べているのは日本人です。(右図はameblo.jp)

「遺伝子組み換え」とは

まず、「遺伝子組み換え」とはどんなものなのか、従来の品種改良と比較しながら説明する。遺伝子組み換えとは、作物などに対し、他の生物の細胞から抽出した遺伝子を組み換え、新たな性質を持たせる手法を言う。抽出した遺伝子が持つ、害虫に強い性質や栄養素を上げる効果、除草剤に強い性質などを作物の新たな特性として加えるのである。(右図は、nikkei.com)

一方、作物の性質を変えるための取り組みとして昔から進められてきた「品種改良」の場合、人が遺伝子に直接手を加えることはない(広義の意味として「遺伝子組み換え」も「品種改良」のひとつととらえることもあるが、ここでは切り分けて考えることとする)。

ジャガイモの例で言えば、さまざまな種類のジャガイモの種を交配させて、害虫に強いジャガイモが誕生するまで続ける。その過程で害虫に強いジャガイモができたら、その種イモを作り、栽培できるようにするのだ。実際、日本を代表する農産物であるコメなどもこのようにして、気候や冷害への耐性といった性質を変えながら、我々の生活に欠かせない食材の一つとなった。(文・右表は、smartagri-jp.com)

避けているつもりが食べている?

遺伝子組み換え作物のはなし

日本人の8割以上が、できるだけ避けたいと思っている*遺伝子組み換え作物。しかし、「遺伝子組み換えでない」と書かれているのは納豆や豆腐など、ほんの一部の食品だけです。知らない間に食べている可能性がある遺伝子組み換え作物と、私たちの食との関わりについて考えてみませんか。

この図のトウモロコシは、加工品の原料や飼料に使われる「穀物」です。調理して食べる「野菜」のスイートコーンは含まれません。

トウモロコシは、コーンスターチや甘味料など加工食品の原材料として幅広く使われています。
その多くは輸入された作物で、遺伝子組み換え作物の可能性があります。しかし、原材料表示を見てもわからないことがほとんどです。
など原材料に遺伝子組み換え作物が使われていても、遺伝子組み換え表示されない品目もあります。

いま世界中で栽培されている遺伝子組み換え作物は、「除草剤耐性」「殺虫性」のどちらか、もしくは両方の機能を持つ品種が主流です。しかし研究開発の歴史はまだ浅く、日本での流通が始まったのが約20年前。健康や環境の面で十分に検討されているとは言えません。

日本の遺伝子組み換え表示ルールはとても複雑で、消費者に分かりにくいものです。表示義務があるのは、大豆・トウモロコシ・馬鈴薯・てん菜など8種の作物を原料とする加工食品のみ。さらに、醤油や油など組み換えたDNAやそれに由来するタンパク質が検出されないものは表示しなくてよいルールです。また、原材料表示の上位4位以降、もしくは加工食品全体の重量の5%を越えない場合も表示義務はありません。

「除草剤耐性」の遺伝子組み換え作物は、特定の除草剤とセットで使用されます。セットの除草剤を使うと雑草だけが枯れるので、草取りの手間が減らせるというわけです。多くの除草剤には発がん性のリスクを指摘される成分が含まれ、作物や土壌への残留が心配されています。

殺虫性を持たせた遺伝子組み換え作物は、食べると害虫が死んでしまうため、殺虫剤を使う必要がありません。人間や動物は虫とは消化の仕組みが違うため、安全性に問題はないと言われていますが、食べ続けたことでの影響など解明されていないのが現状です。

遺伝子組み換え作物しか選べなくなる可能性も
遺伝子組み換え作物は、すでに世界中で栽培されています。作物のもとであるタネの権利を持つのは、開発を担う多国籍企業。世界で販売されている種子の約7割を、たった10社が提供しているのが現状です。

もし遺伝子組み換え作物の需要が増え、開発元の企業が「遺伝子組み換え作物のタネしか作らない」と決めたら、私たちはそれしか選べなくなるかもしれません。一部の企業に、世界中の食を支配される可能性があるのです。

■流通している遺伝子組み換え作物

現在、日本で主に流通している遺伝子組み換え作物は、上記4種類です。現在は海外から輸入されている状況です。

■輸入トウモロコシの約9割が遺伝子組み換え「遺伝子組み換え作物を避けている」つもりでも、実は日本には大量の遺伝子組み換え作物が輸入されています。中でもGMトウモロコシの輸入量が最も多く、私たちは日常的に食べている可能性があります。

■輸入トウモロコシの主な用途多くのGMトウモロコシが輸入されていても、「遺伝子組み換え」と書かれたものを目にすることはほとんどありません。その主な理由は、トウモロコシの大半が牛や豚などの飼料に使われていること。また、加工され、表示義務のない原材料として幅広く使われているためです。(以上 Google ; seikatsuclub.coop)

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