5月中旬過ぎになり、我が敷地内の竹藪で毎年「ハチク(淡竹)」が発芽?します。「モウソウ竹」「真竹」とは違うようですが、一般の野生化した竹藪?の筍です。この「筍」が食用になることは、約20年前に近くのお婆さんに教えてもらい分かったのです。この時期の2〜3週間 1日ごとに10〜30本は採れ、それまでは全部採って捨てていました。野生竹は3種類位あり「筍」の生える時期と皮の模様が異なりますが、味に差はないです。採りたてを茹でておくと何にでも利用できます。
気温と湿度にも寄りますが 15〜20cm/日 伸びますよーー凄い生命力ですーー!
一日ごとの早朝に採り、直ぐに皮を剥き茹でます。一番柔らかい芯の辺りに黒いイモ虫?が棲みつき?食い荒らされたのが時々あります。「ハジマヨトウ」という蛾の幼虫らしい!
米ぬかや米のとぎ汁が有れば入れるのが良いでしょうが、新鮮なうちはなくても「アク」は少なく充分に食べれます。落し蓋をして水から茹で沸騰したら弱火にして10〜15分、火を消し蓋をして約1時間蒸らします。
冷めたら水換えして、タッパーにて冷蔵庫に保管すれば1週間は大丈夫です。豚ばら肉とハチクの甘辛煮に山椒の葉(木の芽)を添えた和食の一品は「日本人で良かった!」と思いますよーーー!
野生化した竹藪は、毎年「筍」が生え採らないとドンドン竹藪が広がって大変なことになります。竹が生え出すと根が張り出し、家の中にも侵食してきます。最近 郊外の普通の小高い山々が手入れをしないため普通の木々が竹で侵食され「竹山」に変わっているでしょうー!