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自由人のオーガニック畑 Freeman’s Organic Farm

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9月11日(金)当地 岡崎は、今日も「秋晴れ」の爽やかな1日のようです。「オーガニック野菜畑」は、秋・冬野菜への切り替え時期で忙しい! 今年の害虫が強く然も多い、更に難儀なのは、カビ・ウイルス(土中)が頻繁に発生してるようです!

人は「違い」があるから美しい。「障害」に対する意識を変え、多様性を認める祭典、パラリンピック

「パラリンピックは成績やメダルの数を競うだけの大会ではありません。障害に対する世界の認識を変える、可能性に溢れた祭典なのです」

国際パラリンピック委員会(IPC)会長 パーソンズ氏は、パラリンピックの意義についてこう語る。「障害は、仕方なく受け入れなくてはならないものなのでしょうか?私はそうは思いません。障害そのものに価値を見出し、リスペクトするべきものだと考えています。LGBT(性的マイノリティ)の人々は、パレードなどを通して彼らの文化を讃え、権利を主張し、世界に向けて発信しています。パラリンピックにも似た側面があると思うのです」パラリンピックは、スポーツの祭典であると共に「障害」や「人間性」についても考える機会を与えてくれるイベントでもある。(右写真は「アンドリュー・パーソンズ」ブラジル・パラリンピック委員会会長などを務め、南米初開催となった2016年リオデジャネイロ大会は成功となった。2017年、現職に就任)

IPCでは、パラリンピアンたちに秘められた力こそがパラリンピックの象徴であるとして、4つの価値を提示している。それが、「Courage/勇気」「Determination/強い意志」「Inspiration/インスピレーション」「Equality/公平」だ。

「アスリートたちは、競技のために毎日厳しい練習や食事制限などを自身に課しています。また同時に、差別や偏見とも闘っています。そんな強さが、その競技を観戦する人々に感動を与え、思考や行動を変えていくのではないでしょうか」(右写真は、パラリンピックの陸上競技の模様)

障害がある人にもない人にも、パラリンピックを通して、気づきを与えられればと語るパーソンズ氏。「障害のある子ども、特に女の子は(世界)全体の7%しか運動をしないというデータがあります。競技を通して、スポーツが持つ魅力を彼らにも伝え、活動的な毎日を送ってもらえればうれしいですね」

パラリンピックを観戦することで、私たちの視点や考え方に変化が起きるとパーソンズ氏は話す。「私たちがみんな違うのは、とても美しいことだと思います。一人一人に違いがあるからこそ、人は互いに助け合ってつながり合うことができる。障害や病気は、彼らが私たちと少し違うように見える一つのエレメント(要素)でしかありません。他の面に目を向ければ、それが私たちを結びつけてくれるはず。私たちはみんな同じ人間なのですから」

障害軽くなるほど遠のくメダル クラス分けの矛盾と苦悩

パラリンピックには、選手の障害の種類や程度によって有利不利が生じないよう、「クラス分け」が存在する。スポーツをすることで障害が軽くなり、クラス変更によりライバルが増える選手がいれば、症状が進行したことでメダル獲得に近づく選手もいる。競技者としての幸せと、人としての幸せが一致しないこともある。そんな矛盾もはらむパラリンピックは、どこに向かおうとしているのか。

体をチェックします」 2018年10月、ジャカルタに到着したパラ自転車の杉浦佳子(49,右写真)は、競技会場内の部屋に呼び出された。外国人の判定員に調べられたのは自身の障害の程度や運動能力。直後に開幕する障害者スポーツの総合大会「アジアパラ」の出場クラスを判定するためだ。 杉浦は16年に自転車で転倒し、言語や記憶といった脳の分野に障害が残る高次脳機能障害を負った。右半身の一部には今もまひが残る。医師は太ももやふくらはぎの左右の太さを比べながら、判定結果を伝えた。「C3で行きましょう」

クラス判定、体が良くなったお墨付き  それまでは四肢障害のCクラスで2番目に重いC2だったが、一つ軽いC3への変更が告げられた。実際のタイムに障害に応じた係数をかけ算して順位を決めるため、競技上は不利となる。 それでも、杉浦に落胆はなかった。「だって体が良くなったというお墨付きを与えられたんですから。体が動くのに、障害の重いクラスで勝とうとは思わない。それはずるいことでしょう」

パラスポーツの注目が高まるほど、選手にとって成績を左右するクラス分けは重要だ。クラスが細かく分かれ、例えば陸上100メートルは男女29種目もある。陸上のある選手は「障害の重いクラスで戦いたいと思うのは自然な考え。メダルがある選手とない選手では価値が違ってくる」と話す。そんな中、杉浦は練習を積むことで体の機能をさらに呼び戻したいと願う。「最終的には健常者と戦いたい」

一方で、重い障害クラスへの変更が契機となってメダルに近づいた選手もいる。パラ水泳の富田宇宙(31才、右写真news24.jp)は17年、進行性の病気による視力の悪化のため、最も軽いS13クラスから最も重いS11クラスに変更となった。クラス別のタイム差は、富田の得意種目の400メートル自由形で比べると、世界トップではS13の方が約30秒速い。パラリンピックに出場できるかどうかの選手だった富田が、クラスが変わったことで同種目で世界ランク2位に躍り出た。それでも、富田は「周囲は僕がキラキラしているように見えているかもしれないが、実際の生活はそれとは反比例。できないことが増えていくのはつらい」と話す。(以上 朝日デジタル、asahi.com)

「パラリンピック大会」の現状と課題

パラリンピック大会の問題として挙げた、ドーピング、補装具、障害偽装の問題が発生する主な原因は資金難であると思う。オリンピック大会と同様に、パラリンピック大会もメダルを取れるかどうかで注目度が全く違う。つまり、メダルを取ればその選手や所属する国の名誉となることは当然であり、そしてさらに選手にスポンサーが付きやすくなったり、報奨金が貰えたりするなど、選手の競技環境や生活環境が大きく向上するのである。ドーピングや障害偽装の問題は、上記のようにスポンサーなど欲しさに不正を行ってしまうのであろう。(右写真は「東京2020パラリンピック」22競技540種目,olympics.com) 

 又、補装具の問題については、最先端のものはスポーツ医学や人間工学、機械工学、材料工学などを駆使してオーダーメード製作がなされていて、軽く、扱いやすく、体にフィットするようになっている。このため、これらの機具は高額になってしまう。このような機具を買えるのは経済的に豊かな選手のみであり、結果的に途上国よりも先進国の選手が有利になってしまいがちなのである。

これらの問題を解決するためには、まず資金難を解決するべきであろう。そのためには、多くの人の理解を得ることが最も近道であると思う。メディアで取り上げるなど認知度が上がれば、スポンサーがついたり、国の支援や補助金なども増えるに違いないと思う。また未来のパラリンピック大会選手の発掘、育成にも繋がり、ますます障害者スポーツは発展していくであろう。(右写真は「東京2020パラリンピック」olympics.com)

クラス分けの問題については、私はパラリンピック大会の永遠の課題であると思う。障害やその程度は人それぞれ異なるため、公平に競技を行うためにはクラス分けは必要不可欠なものである。しかし、クラス数も多くなることから、メダルの価値が下がってしまう。公平性とメダルの価値どっちを取るかは賛否両論あると思うが、やはりスポーツという根本的なところから考えると、公平性を優先すべきなのではないだろうか。
パラリンピック大会とは、差別や偏見をなくすなど障害者の可能性の提示となり、選手自身のリハビリにもなり、身体と心の支えとなる大事な大会である。私自身、この意義を忘れず、理解者の一人になりたい。(以上 明治大学経済政治学科柴田祥子)

パラリンピックには、金メダルが540個も必要なんだ!

東京2020パラリンピック 22競技 540種目(参加国161+α 参加人数4400人)

東京オリンピック2020  33競技 339種目(参加国205+α、参加人数11000人)

何かおかしくないかい? 金メダル!とか 世界新記録!とかーーーーー。

五輪開催の裏の巨額費用 過去20年では東京が最大に

東京夏季五輪(2021年、280億ドル/約3兆1000億円)

平昌冬季五輪(2018年、129億ドル/約1兆4000億円) リオデジャネイロ夏季五輪(2016年、137億ドル/約1兆5000億円) ソチ冬季五輪(2014年、219億ドル/約2兆4000億円) ロンドン夏季五輪(2012年、150億ドル/約1兆6500億円) バンクーバー冬季五輪(2010年、25億ドル/約2800億円) 北京夏季五輪(2008年、68億ドル/約7500億円) トリノ冬季五輪(2006年、44億ドル/約4900億円) アテネ夏季五輪(2004年、29億ドル/約3200億円) ソルトレークシティ冬季五輪(2002年、25億ドル/約2800億円) シドニー夏季五輪(2000年、50億ドル/約5500億円) 長野冬季五輪(1998年、22億ドル/約2400億円) アトランタ夏季五輪(1996年、42億ドル/約4650億円) リレハンメル冬季五輪(1994年、22億ドル/約2400億円) バルセロナ夏季五輪(1992年、97億ドル/約1兆1000億円)東京の数値は概算値。出典は日本経済新聞、朝日新聞、フォーブス、プレー・ザ・ゲーム引用のベント・フリュービェア(経済地理学者)他の論文。(7/27 Forbes JAPAN ,news .yahoo .co.jp)

もうこの辺で、本来の「オーガニック野菜畑」の話題に戻します。

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