10月11日(月) 本日は、これから伊勢湾釣りに出かけます!(右図はoshiken2.blog76.fc2.com)
与野党、一斉に「分配」主張 経済支援、衆院選を意識
与野党の政策担当者らは10日、NHK番組に出演し、新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の再生をめぐり議論した。 岸田文雄首相が「分配と成長の好循環」を掲げていることや19日公示の衆院選を意識し、各党とも「分配」の必要性を訴えた。(10/10 JIJI.com,news.yahoo.co.jp )
今回は、前回の続きです。
野菜・果物の品質改良について!(2)
6)スイカ
スイカは、果実を食用にするために栽培されるウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。 原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。西瓜の漢字は中国語の西瓜に由来する。日本語のスイカは「西瓜」の唐音である。中国の西方から伝来した瓜とされるためこの名称が付いた。 夏に球形または楕円形の甘味を持つ果実を付ける。(wikipedia、右写真は ja-town.com)
スイカの起源については諸説ある。はっきり分かっているのは、まずアフリカで栽培され、それが地中海に広まり、後にヨーロッパで持て囃されるようになったということだけだ。
イスラエルの園芸家ハリー・パリスは、スイカ最古の祖先が4000年ほど前にエジプトで栽培されたと結論付けている。それは硬く、苦く、薄緑で、現在の甘く水々しいものとはまるで違う。
パリスは、その栽培目的は水分であったと考えている。乾季であっても古代エジプトのスイカは水分をよく蓄えたので、水に乏しい地域では重宝されたのだ。また、このエジプト人による選択的な栽培プロセスが現代のスイカにつながったと考えられるそうだ。(以上 文・右写真2枚共にgoogle;karapaia.com)
リビアでは5000年前の集落から、さまざまな果物の遺物と共にスイカの種が見つかっている。スイカの種はツタンカーメン王の墓など、3000〜4000年以上前に作られたエジプトの墓でも発見されており、壁にもスイカが描かれている。ある墓に描かれたスイカは野生種のような球形ではなく、今日一般的な楕円形をしていることから、栽培種であると推測される。スイカの収穫を始めたエジプト人はおそらく、まずは味をよくしたいと考えただろう。苦い味の原因となっていた遺伝子は1つしかなかったため、スイカから苦味を取り除くのはさほど難しくなかったと思われる。 その後も徐々に品種改良は続けられた。エジプトの墓に描かれた絵の中には、楕円形のスイカが大皿に載せられているものがある。生のまま供されていたということは、切っただけで食べられるほどスイカが柔らかかったということだ。(Google ; natgeo.nikkeibp.co.jp)
7)トマト
トマトは、一般にトマト植物として知られている植物 食用ベリー(Solanumlycopersicum)です。この種は南アメリカ西部と中央アメリカで発生しました。ナワトル語のtomatlは、スペイン語のtomateを生み出し、英語のtomatoが由来しています。(右写真は dining-plas.com) 原産地は南米ペルーのアンデス高原。代表的な夏野菜で、真っ赤に実る果実は長期間にわたり収穫ができ、リコピンのほかβ-カロテン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含む。日本では冬に枯死する一年生植物であるが、熱帯地方などでは多年生であり適切な環境の下では長年月にわたって生育し続け、延々と開花と結実を続けることができる。1本仕立てで1年間の長期栽培を行うと、その生長量は8メートル - 10メートルにも達する。(以上 wikipedia)
あらゆるトマトの祖先の名をワイルド・タイニー・ピンプ(Solanum pimpinellifolium)という。それはペルー北部とエクアドル南部に自生していたツタに実っていた。これがコロンブス以前の時代に栽培され、やがてヨーロッパへ広まり、さらに北アメリカに逆輸入された。今日の栽培品種としてのトマトは、いずれもタイニー・ピンプの子孫であり、それぞれの間の遺伝的な差異は5パーセントしかない。タイニー・ピンプなどの古い品種と異種交配することで、病気に強い品種を生み出すことができる。
「タイニー・ピンプ」は、ソラナム・ピンピネリフォリウムとして一般に知られている、カラントトマト又はヒモ、の野生種。トマトにネイティブエクアドルとペルーが、帰化など、他の場所ガラパゴス諸島。その小さな果実食用であり、それは、一般に、庭園で栽培されて、トマト野生であると考えられているが一般種トマト栽培される家畜ではなくソラナムリコペルシカム。そのゲノム2012年にシーケンスされました。(wikipedia)
8)バナナ
バナナは、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称である。また、その果実のこと。いくつかの原種から育種された多年性植物。熱帯~亜熱帯の地域で栽培されるトロピカルフルーツ。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。 日本では古くは芭蕉と呼ばれ 、実を食するものは実芭蕉とも呼ばれる。(wikipedia、右写真は sumifru.co.jp)
子供のおやつにもポピュラーなバナナが最初に栽培されたのは、7000~1万年前のパプアニューギニアである。バナナもまた種類が豊富で、現在でもそのほとんどをアジアで見ることができる。
長く黄色い品種はキャベンディッシュであり、これは細心の注意を払って改良されてきたものだ。直接の祖先はタイワンバナナ(Musa acuminata)とリュウキュウイトバショウ(Musa balbisiana)。
「タイワンバナナ(マレーヤマバショウ)」は、東南アジア原産のバナナの一種である。現代の食用デザートバナナの多くはこの種に由来するが、一部はリュウキュウバショウとの交雑種である。およそ1万年前にから栽培される。 種小名のacuminataはラテン語で「鋭い」の意。(wikipedia,右写真は mikawanoyasou.org)
「マレーヤマバショウ」は木ではなく、常緑多年生草本である。幹(偽茎と呼ばれる)は、完全にあるいは部分的に埋もれた球茎から生じた葉鞘が、緊密に折り重なった層で出来ている。
花序(かじょ)はこの幹から水平あるいは斜めに成長する。個々の花は白色から黄味がかった白色で、負の屈地性を示す(すなわち、地面とは反対の方向、上向きに成長する)。雄花と雌花は、両方が単一の花序中にある。雌花は根本側にあり、果実へと成長する。雄花は先端側の革質の苞の間にある。(花序とは枝上における花の配列状態のことである。チューリップのように茎の先端に単独で花をつけるものもあるが、ヒマワリやアジサイのように花が集団で咲くものもある。このような花の集団を花序という。花の配置、軸の長短、花柄の有無、比率等により、いくつかの基本形態がある。右写真はja.wikipedia.prg)
果実は細く、漿果にあたり、個々の大きさは含まれる種子の数による。それぞれの果実は15から62個の種子を含む。それぞれの果房には、平均して161.76 ± 60.62個の果実があり、個々の果実の大きさはおよそ2.4 cm × 9 cmである。(wikipedia)
「リュウキュウバショウ」は、南アジア東部、東南アジア北部、および中国南部原産のバナナの野生種である。マレーヤマバショウと共に、現代の栽培品種のバナナの祖先種である。イタリアの植物学者ルイジ・アロイシャス・コッラによって1920年に初めて科学的に記載された。(wikipedia,右写真は ja.wikipedia.org)
前者は生で食べてもそれほど美味しくなく、後者はずんぐりと丸く、種が多い。
数千年前のバナナ生産者は種類の違う両者を受粉させ、時折甘く、黄色く、種がないうえ、栄養も豊富なバナナが育つことを発見した。そうして作られたこの品種には種がないために、人工的に栽培されねばならない(つまりクローンである)。
したがってキャベンディッシュは病気に非常に弱い。遺伝子的に一様であるため、バナナを殺す病原菌が発生すれば、あっという間に全滅するおそれがある。
「キャベンディッシュ」とは、バナナの栽培品種。種としてはMusa acuminataに、品種群としてはAAA栽培型のキャベンディッシュ亜群に属する。 ドワーフ・キャベンディッシュやグランド・ナインなど商業的に重要な栽培品種が含まれる。( wikipedia)
9)ナス
ナスはナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。別名ナスビともよばれる。インド原産で、淡色野菜として世界中で栽培されている。果実は黒紫色が多いが、色や形は様々で多数の品種がある。(wikipedia,右写真は ja-ymg.or.jp)
ナスは非常に種類が豊富な植物だ。初めて栽培されたのは現代のインドとミャンマーにおいてだ。今日ではインド東北部やミャンマーからタイ北部、ラオス、ベトナム、中国南西部まで広く栽培されている。
ナスは英語で「エッグプラント(Eggplant 卵の植物)」というが、これはイギリスによるインド植民地時代、それが白く卵型だったことに由来する。(右写真 google ;bonnieplants.com)
だが最古のもので紀元前300年に遡る数々の記録には、「青いフルーツ」、「メロンのよう」、「トゲがある」といった様々な記述がある。その多様な形状は古い芸術や文学などにも見ることができる。
10)ニンジン
ニンジン(人参、学名: Daucus carota subsp. sativus)は中央アジア原産のセリ科ニンジン属の二年草。畑で栽培し、多肉質の根は食用にされる。別名を、ナニンジン、セリニンジンともいう。種小名 carota はラテン語でそれぞれ「パースニップ」、「ニンジン」の意。英名キャロットの名は小種名に由来する。 なお、本来、ニンジン(人参)とはオタネニンジン(朝鮮人参)を指す語であり、本種は本来は胡蘿蔔(こらふ・こらふく)と呼ばれた外来野菜であった。現在でも中国では胡蘿蔔と記述している。ちなみに「蘿蔔」とは「すずしろ」(ダイコンの異名)のことであり、「胡」は外来であることを示している。(胡麻=ゴマ・胡椒=コショウ・胡桃=クルミ・胡瓜=キュウリなども同様)(wikipedia、右写真はsakata-tsushin.com)
10世紀頃の小アジアとペルシャにおけるニンジンの栽培が、知られている中では最も古い事例だ。それ以前の野生のニンジンは世界中に分布しており、5000年前のヨーロッパでも種が発見されている。
ニンジンは本来小さく、白かった。また植物の根のように枝分かれしていた。おそらく薬草として用いられたと思われる。そして人間の手でオレンジが濃く、甘く、苦味の少ないものが選ばれてきた。今日のオレンジ色のニンジンは西洋系ニンジンであり、紫や黄色の東洋系ニンジンもある。(右写真 igs-tokyo.co.jp)
以上「カラパイア 不思議と謎の大冒険」(2017/11/8 google;karapaia.com)